リケン硬化症に役立つプロバイオティクスの可能性

プロバイオティクスとは

プロバイオティクスは、ヨーグルトやケフィア、豆乳などに含まれる、体に有益な生きた菌です。「生命を支える」という意味を持ち、腸内の有害菌と競合しながら消化を助け、免疫機能を高めます。ネバダ州リノのホメオパシー・統合医療専門医、コラソン・イバラ博士によれば、抗生物質の影響で低下した腸の吸収機能を回復させ、腸内環境を整える役割があるとされています。

リケン硬化症とは

リケン硬化症は皮膚の慢性疾患で、主に女性に多く見られますが、男性の陰茎頭部にも発症します。初期は白い小斑点が現れ、次第に広がって皮膚が薄くなり、皺ができやすく、出血や色素沈着を伴うことがあります。乳房や上腕部にも発症することがあります。

理論・仮説

メイヨークリニックの胃腸内科医、マイケル・ピッコ博士は、プロバイオティクスが下痢予防や尿路・膣カンジダ症の治療、腸感染症の期間短縮、子どもの湿疹予防など、全般的な健康増進に寄与すると指摘しています。スウェーデンで2005年に実施された研究では、Lactobacillus reuteri を摂取した被験者は、摂取しなかった群に比べて欠勤日数が減少したと報告されています。

可能性

イバラ博士は、リケン硬化症の原因はまだ不明で、真菌(例:カンジダ)や細菌が関与している可能性があると述べています。もし真菌が原因であれば、ステロイド外用薬よりもプロバイオティクスの方が安全かつ効果的な治療法となり得ます。実際、経口または膣内投与された乳酸菌は、カンジダ・アルビカンスの定着と感染を抑制することが臨床試験で示されています。

結論

近年、プロバイオティクスへの関心は高まっています。現時点では大規模な臨床試験が不足していますが、これまでの研究はプロバイオティクスが全身の健康をサポートし、リケン硬化症の改善にも期待できることを示唆しています。

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