甘草根(リコリス)の栄養情報と効果
臨床試験
いくつかの臨床試験では、甘草に含まれるグリチルリチンがC型肝炎患者の合併症リスクを低減する可能性が示唆されています。ただし、エビデンスは限定的であり、医師の判断が必要です。また、胃潰瘍に対する有効性についてもごくわずかなデータしかありません。
製品形態
甘草根は乾燥粉末、カプセル、錠剤、液体抽出物など様々な形で販売されています。グリチルリチンを除去した製品は「脱グリチルリチン甘草(DGL)」と呼ばれ、胃腸系の使用に安全性が高いとされています。
主な用途
- 胃潰瘍、気管支炎、喉の痛みの緩和
- ウイルス感染症への対処(ヘルペスやカンジダに対する抗ウイルス作用が報告)
- 抗うつ作用を持つ成分が含まれ、セントジョンズワートの代替として用いられることもあるが、長期使用は推奨されない
推奨用量
- 乾燥した甘草根:1日あたり5〜15 mg(医師の監督下で使用)
- 脱グリチルリチン甘草(DGL):1日2〜4粒(1粒=380 mg)を食前と就寝前に服用
注意事項
- 大量摂取は血圧上昇、むくみ、心疾患リスクを高める可能性があります
- 利尿剤やカリウム低下薬と併用すると低カリウム血症を招き、生命に関わることがあります
- 長期使用はコルチゾール分泌に影響し、ステロイド薬(例:プレドニゾン)との相互作用が起こり得ます
- 妊娠中の女性は早産リスクがあるため、甘草サプリの摂取は避けてください
- いかなるサプリでも、使用前に必ず医師に相談してください
