脱毛を引き起こす可能性のあるサプリメントとは
栄養サプリは髪質改善など多くの健康効果がありますが、過剰に摂取すると脱毛を引き起こすことがあります。以下に、脱毛のリスクがある主なサプリと、推奨される安全な摂取量をまとめました。
ビタミンA
ビタミンAは目の健康、免疫機能、髪・皮膚・歯・骨の維持に重要です。しかし、1日25,000 IU(約7.5 mg)を超えると過剰症(ハイパービタミン症)となり、一時的な脱毛やその他の健康障害を引き起こすことがあります。安全な摂取量は1日4,000〜5,000 IU(約1.2〜1.5 mg)です。
亜鉛
亜鉛は髪の健康に欠かせないミネラルですが、過剰に摂取すると銅、鉄、マグネシウム、マンガンの吸収が阻害され、結果として脱毛につながります。1日60 mgを超えると毒性が出る恐れがあるため、目安は1日11 mgです。60 mg未満の増量は、場合によっては髪の成長を促すこともあります。
ホルモン系サプリ(経口避妊薬・ホルモン補充療法)
経口避妊薬やホルモン補充療法(HRT)に含まれるエストロゲンやプロゲステロンは髪の成長サイクルを加速させます。その結果、成長期が短くなり、休止期に入るまでの時間が短くなるため、通常より早く抜け落ちやすくなります。多くの場合、体がホルモンに慣れるまでに3〜4か月かかり、その後脱毛は落ち着きます。
その他の留意点
処方薬、アルコール、嗜好品はサプリの吸収に影響を与えることがあり、必要な摂取量が変わることがあります。また、妊娠中・授乳中の女性は通常より多めのビタミン・ミネラルが必要ですし、出産直後も調整が必要です。これらに該当する場合は、医師や栄養士に相談してください。
注意喚起
米国食品医薬品局(FDA)はサプリの成分を義務的に検査しません。そのため、ラベル通りの成分かどうかは100%保証できません。信頼できるメーカーが自発的にFDAの基準を守っているか確認し、購入前に製造元の評価を調べることをおすすめします。
