マグネシウムサプリの副作用と注意点

マグネシウムは体の正常な機能に欠かせない元素で、人体において4番目に多く存在します。血圧の調整、心拍リズムの維持、そして骨粗鬆症の予防にも関与するとされています。

歴史

マグネシウムは化学記号Mgで表され、主に海水や鉱石から採取されます。1808年にイギリスで金属形態が初めて製造され、1831年に純粋な形で大量生産が可能となりました。サプリメントは長年にわたり利用されており、最初に市販されたのは酸化マグネシウムです。吸収率は低いものの、現在では吸収効率が高いクエン酸マグネシウムなどが主流となっています。

考慮事項

サプリで過剰に摂取したマグネシウムは腎臓で排泄されます。食事からの過剰摂取は稀ですが、腎機能が低下している人や大量のサプリを使用する場合は過剰症のリスクがあります。下剤として高用量を使用した場合、腎障害がなくても過剰になることがあります。

特徴

マグネシウムはマルチビタミンや制酸剤、下剤(エプソムソルト)として広く利用され、注射剤としても提供されています。また、ナッツ、ココア、スパイス、紅茶、緑葉野菜などの食品にも豊富に含まれますが、加熱や精製により失われやすい点に注意が必要です。

警告

過剰に摂取すると吐き気、低血圧、痙攣、筋力低下、下痢などの症状が現れます。利尿剤や心臓薬を服用中の方は医師に相談してください。重度の過剰摂取は致死的な不整脈を引き起こす可能性があります。目安として、1〜3歳児は1日65 mg、4〜8歳児は110 mg、9歳以上は350 mg以下が推奨されますが、これより少なめに抑えると安全です。腸疾患がある場合も医師と相談の上、摂取を検討してください。

専門家の見解

軽度のマグネシウム欠乏でも様々な疾患リスクが高まります。2型糖尿病との関連も指摘されており、喘息発作や妊娠中の子癇(先兆子癇)の治療にも使用されています。

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