アスコルビン酸とは何か?

アスコルビン酸はしばしばビタミンCと呼ばれますが、構造的には同一ではありません。実験室で人工的に合成された還元型のビタミンCで、加熱により自然のビタミンCが失われやすい加工過程で代替として使用されます。

アスコルビン酸とビタミンCの違い

栄養価以外にも、アスコルビン酸は抗酸化作用があり、食品や飲料の酸化による風味や色の劣化を防ぎます。一方、食品中に自然に含まれるビタミンCはビタミンK、J、Pなどの付随的な栄養素も含み、総合的な栄養価が高いです。米国食品医薬品局(FDA)はアスコルビン酸をビタミンCとして表示することを認めているため、製品ラベルに「ビタミンC」と表記されることが多くなっています。

含まれる食品

柑橘類、バナナ、メロン、ベリー類、パイナップルなどの果物や、アスパラガス、ブロッコリー、赤・緑のピーマンなどの野菜に多く含まれます。オレンジ系の野菜(かぼちゃ、さつまいも、にんじん)も高含有です。わさびやにんにく、魚や乳製品にも少量ながら含まれています。

健康への効果

アスコルビン酸はコラーゲン合成を助け、歯、骨、歯茎、軟骨、椎間板、関節の裏側、皮膚、血管の健康を維持します。また、傷の治癒、感染症の予防、コレステロール値の調整、鉄の吸収促進、壊血病の予防にも寄与します。免疫機能を高め、風邪などの一般的な病気に対する抵抗力を向上させます。

サプリメントとしての摂取

アスコルビン酸は水溶性ビタミンで体内に蓄積されないため、毎日補給が必要です。合成ビタミンCとして錠剤やロゼンジで手軽に摂取できます。米国メリーランド大学医療センターの推奨では、成人女性は1日75 mg、成人男性は90 mgを目安に摂取し、授乳中の女性や喫煙者はさらに35 mgを追加すると良いとされています。

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