ビタミンが合成か天然かを見分ける方法
米国で販売されているビタミンの多くは合成です。合成ビタミンは天然食品由来のものに比べ、体内への吸収が劣ることがあります。ビタミンは酵素や補酵素、補因子が連携して働く複雑な生体化学物質です。ラベルに天然食品名が記載されている場合もありますが、必ずしも明示されているわけではありません。ビタミンが天然か合成かを判断する最も簡単な方法は、ビタミンの自然由来源を知ることです。
必要なもの
- 天然ビタミンの食品リスト
- 合成ビタミンの情報リスト
- インターネットに接続できるパソコン
- 食品栄養ガイド(図書館や医師から入手)
手順
- ラベルの「D」や「DL」の記号を確認する。
「D」は右旋性(dextro)で、天然由来ビタミンを示すことがあります。一方「DL」や「L」は左旋性(levo)で、合成ビタミンを示すとされています。多くの合成ビタミンは「DL」表記があり、天然ビタミンは「D」だけが記載されていることが多いです。
- 天然食品の原料表示を読む。
例えばビタミンB1(チアミン)は酵母、ウィートグラス、胚芽、小豆、黒糖モラセスなどから抽出されます。ラベルにこれらの食品名が記載されていれば天然由来です。合成ビタミンB1は「チアミンモノ硝酸塩」や「チアミン塩酸塩」などの化学名で表記されます。
- 微量栄養素(ミクロン栄養素)の有無を確認する。
天然ビタミンはビタミン本体と共に微量栄養素を含みます。たとえばビタミンB群はチアミン(B1)、リボフラビン(B2)、ナイアシン(B3)、パントテン酸(B5)、ピリドキシン(B6)、シアノコバラミン(B12)などがセットで存在します。ラベルにこれらが列挙されているかチェックしましょう。
- 補因子(コファクター)の記載を調べる。
補因子は栄養素の吸収や酵素活性を助けます。天然由来の補因子は「コ酵素」と呼ばれ、銅、亜鉛、ヨウ素、マンガン、モリブデン、セレンなどの微量元素が含まれます。これらが記載されていれば、天然由来の可能性が高いです。
上記のポイントを総合的に確認すれば、サプリメントが合成か天然かを比較的確実に判断できます。
