ビタミンKの効果と主な供給源

ビタミンKの効果

米国メリーランド大学医療センター(UMMC)によると、ビタミンKは血液凝固と骨の健康に重要な役割を果たします。米国では出生時に出血を防ぐために新生児にビタミンKの注射が行われます。これはビタミンKが血液凝固を促進することの証左です。肝疾患や吸収不良、長期抗生物質使用者は出血リスク低減のため追加投与が推奨されます。また、血液凝固薬を服用している人は、日常的に適切なビタミンK摂取が必要です。

ビタミンKは骨密度の向上にも関与し、低下すると骨粗鬆症のリスクが高まります。特に閉経後の女性など骨折リスクが高い層では、ビタミンKの摂取が骨折予防に効果的とされています。

ビタミンKを多く含む食品

代表的なビタミンK豊富な食品は、緑葉野菜(ほうれん草、ケール、コラードグリーンなど)、ブロッコリー、キャベツ、アスパラガス、牛レバー、緑茶です。UMMCは腸内でビタミンKが自然に生成されるため欠乏は稀としていますが、ハーバード公衆衛生大学院の調査では、米国人の4人に1人しか食事だけで推奨量を満たせていません。サラダや緑葉野菜を日常的に摂らない人は不足しやすいので注意が必要です。冷凍保存はビタミンKを減少させますが、通常の加熱調理ではほとんど失われません。

ビタミンKの摂取目安

成人男性は1日あたり120 µg、成人女性は90 µgが目安です。14〜18歳の思春期は75 µg、9〜13歳は60 µg、4〜8歳は55 µg、1〜3歳は30 µg、7〜12か月の乳児は2.5 µgが推奨されます。出生時にビタミンK注射を受けた新生児は、以降1日2 µgを補給することが推奨されています。ビタミンK1(フィロキノン)とK3(メナキノン)はマルチビタミンに含まれ、5 mgの単剤タブレットとしても販売されています。

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