乳児のまぶたにできた血管腫の治療方法

血管腫は、血管内皮細胞が通常より速く増殖することでできる良性の赤い出生時斑点です。体のどこにでも発生し得ますが、乳児のまぶたにできると視野が狭くなる可能性があります。治療は血管腫の重症度に応じて選択されます。

必要なもの

  • 視力検査
  • ステロイド薬
  • 手術

手順

  1. まず視力検査を行い、まぶたの血管腫が視力に影響しているか確認します。2009年4月号『American Journal of Ophthalmology』では、スイープ視覚誘発電位ベルニア精度テストが赤ちゃんの脳反応を測定し、視力低下を検出できると報告されています。視力に影響がある血管腫は、影響がないものより積極的な治療が必要です。

  2. 視力に支障がなければ、まずは経過観察します。ボストンの小児病院によれば、多くの血管腫は成長とともに自然に消失するため、観察だけで済むケースが多いとのことです。

  3. ステロイド薬で治療します。経口投与または血管腫内部への直接注射が行われます。薬剤は血管の成長を抑制し、血管腫の拡大や眼の変形、視力喪失を防ぎます。

  4. 必要に応じてレーザー治療や外科的切除を行います。眼の機能を著しく妨げる(例:まぶたが開かない、年齢相応の視力が得られない)場合に限定されます。

赤ちゃんの健康 - 関連記事