子どもの代謝が低いかを判断する方法

代謝とは

代謝は、体内の細胞で起こる複雑な化学反応で、摂取した食べ物をエネルギーに変換し、私たちが日常生活を送るために必要なエネルギーを供給します。代謝は常に働いており、健康維持に欠かせないプロセスです。Mayo Clinicの医学専門医、ドナルド・ヘンスラド博士は、代謝が遅いことは稀であり、体重増加の主な原因ではないと指摘しています。酵素欠損や甲状腺機能の異常(過活動または低下)による代謝障害の方が、むしろ注意が必要です。子どもにこれらの障害の典型的な症状が見られる場合は、できるだけ早く医師の診察を受けましょう。

子どもの代謝が低いかを判断する手順

  1. 食事日記をつける:1週間程度、子どもが食べたすべての食事や間食を記録します。バランスの取れた食事で過食していないのに体重が増えている場合、代謝が低い可能性があります。

  2. 心拍数・呼吸数を確認する:安静時の心拍数や呼吸数が常に高く、子どもが顔色が悪く疲れやすい場合は、G6PD欠損症などの代謝障害が疑われます。G6PDは細胞代謝に必須の酵素で、欠損すると赤血球が損傷・破壊されることがあります。該当症状がある場合は速やかに医療機関を受診してください。

  3. 甲状腺機能低下のサインをチェックする:急激な体重増加、倦怠感・鈍さ、心拍数の低下、頻繁な便秘が見られる場合、甲状腺機能低下症(低下甲状腺)が考えられます。子どもの場合、未治療のまま放置すると成長障害や精神的な問題を引き起こすことがあります。疑いがある場合は内分泌科での検査を受けましょう。

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