子どものダニ刺されの対処法
ダニは皮膚に付着する小さな寄生虫です。代表的な種類は、シカダニ(種子ほどの大きさ)と、ウッドダニやイヌダニ(スイカの種ほど)です。
症状
シアトル小児医療センターのバートン・D・シュミット医師によると、子どものダニ刺されはほとんど痛みがなく、かゆみや刺激も感じにくいことが多いです。ダニは血を吸って膨らむまで数日間気付かれないことがあります。通常、3〜6日で自然に離れます。
ダニの除去方法
細いピンセットで皮膚にできるだけ近い位置をつかみ、ねじらずにまっすぐ上向きに引き抜きます。小さなダニはクレジットカードの端や爪でこすり取ることでも除去できます。
除去後の処置
ダニを取り除いたら、アルコールで患部を消毒します。頭部が残っている場合は、滅菌した針で慎重に取り除きます。完全に除去できない場合は小児科医に相談してください。抗生物質入り軟膏を塗布し、感染を予防します。
誤った対処法への注意
シュミット医師は、爪楊枝やワセリンでダニを覆う方法は無効であり、ダニが皮膚から離れないと警告しています。また、冷却や加熱でダニを死滅させようとしても効果はありません。
注意すべき感染症
シカダニはライム病、ウッドダニやイヌダニはコロラド熱やロッキー山脈斑点熱を媒介することがあります。ただし、リスクは低く、ハイリスク地域でもシカダニ刺されからライム病になる確率は約1.4%です。多くの場合、ダニ刺されは無害で、子どもへの感染症は稀です。
