子どものための身体活動ガイド

米国疾病予防管理センター(CDC)のデータによると、過去30年で小児肥満は3倍以上に増加しています。子どもの過体重は、成人期に2型糖尿病や高コレステロール、がんなどの体重関連疾患リスクを高めます。CDC、米国心臓協会、厚生労働省は、子ども・青少年に対し、1日最低60分の身体活動を推奨しています。

活動の選び方

  • 子どもの年齢、性格、興味に合わせて選びましょう。社交的な子どもにはチームスポーツや地域の遊びグループが適しています。ひとりで遊ぶのが好きな子どもには個人スポーツが向いています。子どもが成功体験を得られ、何より楽しめる活動を選ぶことが重要です。例として、水が苦手な子どもに水泳を、 高所恐怖症の子どもにダイビングを無理にさせないようにしましょう。競争よりも健康と交流を重視するレクリエーション活動を選ぶとよいでしょう。予算が限られる場合は、近所の公園での遊びや近隣の子ども同士のプレイデートを活用してください。

個人でできる活動

  • 個人で楽しめる活動は豊富です。氷上が利用できるなら、フィギュアスケートやスピードスケートを。プールがある地域センターでは、レクリエーションや競技の水泳・ダイビングクラスが受講可能です。テニス、バドミントン、スクォッシュなどのラケットスポーツは一年中楽しめます。武道や体操、スキー(冬季地域)もおすすめです。無料でできるものとしては、近所の学校や公園でのバスケットボール、ドライブウェイでの縄跳び、犬の散歩やブロック周辺のジョギングなどがあります。

チームスポーツ

  • 多くの地域や学校でチームスポーツが提供されています。子どもの興味や目標に応じて、野球、サッカー、バスケットボール、フィールドホッケー、アイスホッケー、フットボールなどのレクリエーションリーグや競技リーグに参加できます。費用を抑えたい場合は、近所の子どもを集めて公園でサッカーや野球の試合を自発的に開催すると良いでしょう。

家族でできる活動

  • 親が率先してフィットネスプログラムを始めたり、家族で一緒に運動したりすることで、子どもに良い手本を示せます。テレビ、パソコン、スマートフォンの使用時間を制限し、毎日の家族時間を運動中心にしましょう。犬の散歩やジョギング、週末のハイキング、遊び場でのかくれんぼや鬼ごっこ、サイクリング、ローラースケート、ボウリング、ゴルフ、スイミングなどが楽しめます。冬季ならスケートやトボガンもおすすめです。家族で身体を動かすことで、子どもの一生にわたる健康習慣と家族の絆が育まれます。

身体活動のメリット

  • 毎日の身体活動は多大な効果があります。骨が強くなり、集中力が向上します。健康的な体重維持は自己肯定感や体イメージの向上につながります。個人・チームスポーツは、コミュニケーション、共感、時間管理、コミットメント、リーダーシップといった重要なライフスキルを育みます。米国心臓協会は、座りがちな子どもは座りがちな大人になりやすく、寿命が短く体重関連疾患リスクが高まると指摘しています。子どもの頃から定期的な運動習慣をつくることは、健康で活発な人生の基盤となります。

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