子どもの口臭の原因
歯磨き不足
最も一般的な原因は歯磨きやフロス、舌の清掃が不十分なことです。口の中に残った唾液や食べかすが細菌のエサになり、口臭を引き起こします。特に1日2回以上のブラッシングができていないと、扁桃腺のくぼみに食べかすがたまり「扁桃石(トンズリストーン)」となり、口臭の原因になります。
口呼吸
小児科医のアラン・グリーン氏によると、口呼吸も口臭の大きな要因です。鼻が詰まる、風邪、喉の痛み、鼻炎、アレルギー、扁桃肥大などで口で呼吸すると、口内が乾燥しやすくなり、口臭菌が繁殖しやすくなります。親指しゃぶりの子どもも同様に口が乾き、口臭が出やすくなります。
虫歯・歯周病
虫歯や歯周病が進行すると、口臭の元となる細菌が増殖します。日本の研究では、無糖ヨーグルトに含まれるLactobacillus bulgaricus と Streptococcus thermophilus が口内の硫化水素を減少させ、口臭・虫歯・歯周病の改善に効果的とされています。
季節性アレルギー
アレルギーがあると、鼻水がのどの奥へ流れ込み(後鼻漏)舌の裏に粘液がたまります。この粘液が細菌の保護カバーとなり、細菌がタンパク質を分解して揮発性硫黄化合物を生成し、口臭が強くなります。乾いた咳、鼻水、目のかゆみなどの症状が同時に見られることが多いです。
鼻腔の閉塞(異物)
子どもは豆やトウモロコシの粒などを鼻に詰め込んでしまうことがあります。異物が残ると腐敗や感染が起き、悪臭は主に鼻から発生します。自己処理は危険なので、疑いがある場合は小児科医に相談してください。
