医療従事者が見逃さないべき虐待のサイン
身体的サイン
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衛生状態が悪い、天候に合わない服装、成長不良や体重増加不良、栄養失調、医療的ケアが受けられていないこと、護身的な外傷や噛み傷が見られる場合は警戒が必要です。
火傷は特に重要な指標で、ロープ焼け・タバコ焼け・スタンガン焼け、あるいは特定の形状をした焼け跡が見られることがあります。
耳の外傷、裂傷、顔面・口腔・歯の外傷で説明がつかないもの、外傷性脱毛、頭部外傷、意識状態の変化、網膜出血、打撲、腹部外傷(特に複数臓器が関与している場合)、肛門・性器部の分泌物・出血・裂傷・打撲も虐待の可能性があります。
さらに、子どもが妊娠している、あるいは性感染症と診断された場合も重大なサインです。
行動的サイン
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乳児期では、過度の泣き声や発達遅滞が見られることがあります。その他、過度の恐怖心・恐怖症、執着、強い不安、睡眠障害・悪夢、社会的引きこもり、夜尿症、多動性、集中力低下・注意散漫が警告サインです。
学童期では、学業成績の低下や長期欠席、言語障害、年齢に合わない退行的行動、親に対する恐怖心が見られます。食事に関する問題、うつ状態、受動的な態度から言葉や身体的な攻撃性の増加まで、さまざまな変化が指標となります。
財産破壊やペットへの傷害、薬物乱用、性的自己傷害行動、PTSD(心的外傷後ストレス障害)症状も見逃してはいけません。
診察時に、子どもが検査に対して過度の恐怖を示したり、痛みが伴う部位で異常に従順だったり、衣服を脱がせたがらない、触れられることを避けようとする場合も注意が必要です。
症状的サイン
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虐待下にある子どもは、しばしば身体的な訴えを示します。頭痛は最も頻繁に報告される症状の一つです。腹痛(慢性・急性問わず)では、圧痛、膨満感、腸音の欠如などが重篤な腸障害のサインとなります。
漠然とした訴えや、慢性化・悪化する既存の病状、頻繁で原因不明の喉の痛み、体重の急激な増減、四肢の使用回避、座位や歩行の困難、排便時・排尿時の痛み、性器部の不快感も見逃さないでください。
頭部外傷後に嘔吐、呼吸異常、イライラ感が続く場合や、原因不明の症状が持続する場合も虐待の可能性があります。
