糸虫(スレッドワーム)の駆除と予防対策

糸虫(スレッドワーム)とは

糸虫は腸内に寄生する細く白い小さな虫で、体に直接害はありませんが、皮膚のかゆみや睡眠障害、夜間尿失禁、胃腸の不調などを引き起こすことがあります。夜になるとメスの糸虫が肛門周辺に這い出し、卵を皮膚に産みつけます。かゆみでかくと卵が爪の間に入り込み、爪を介して他人に拡散したり、誤って飲み込んだりすることがあります。主に子どもに感染しますが、成人にも感染することがあります。

必要なもの

  • 市販薬または処方薬(例:Pin‑X など)
  • パジャマ
  • 徹底した衛生対策

対処手順

  1. 薬剤で駆除:医師の診察を受けるか、市販薬(Pin‑X 等)を使用して糸虫を殺します。感染は簡単に広がるため、家族全員を同時に治療します。
  2. 寝具の管理:就寝時はパジャマを着用し、感染部位と爪が直接触れないようにします。パジャマはすぐに洗濯し、下着も毎日洗います。ベッドシーツは洗濯後にアイロンをかけて殺菌します。
  3. 肛門周辺の清掃:毎朝、肛門周辺をしっかり洗い、夜間に産み付けられた卵を除去します。タオルは共有しないようにします。
  4. 爪の管理:感染が完了するまで爪は短く切り、爪の下をしっかり洗浄します。食事前やトイレ後は必ず手を洗い、爪を噛む・指を吸う行為は避けさせます。
  5. 環境の消毒:トイレの便座やドアノブ、取っ手は毎日消毒します。床やベッドルームは湿った布で拭き取り、掃除機をかけて卵が残らないようにします(卵は粉塵中で最大2週間生存します)。
  6. 学校での対策:子どもには手指消毒剤や除菌シートを持たせ、手洗いを徹底させます。接触感染を防ぐため、手指の衛生を強化します。

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