子どもの主な身体・運動発達

粗大運動

粗大運動スキルは出生時から発達し始めます。大きな筋肉群を使うことで、座る、立つ、歩く、走ることができるようになります。小学校ではチームスポーツや特定のスキルの洗練が行われます。粗大運動の発達には筋緊張、筋力、可動域が関わります。筋緊張が強すぎると動きがぎくしゃくし、緩すぎると動きが遅くなります。筋緊張と筋力が組み合わさって動作が生まれます。筋力は体の部位によって均等ではありません。例えば速く走れる子でも上半身の筋力が弱いことがあります。

全身の主要筋群を鍛える機会を提供しましょう。可動域は体全体の動きを指します。物を左右に渡す動作はボールを投げる前段階です。子どもが興味を持つ身体活動に参加させ、頻繁に練習させることで特定のスキルが向上します。

微細運動

微細運動スキルは大まかな運動スキルとは独立して、約2歳頃に現れます。小さな筋肉群を使って描くことや文字を書くことは、クレヨンで最初の落書きから始まります。粘土遊びで手の筋力を高め、さまざまな表面や筆記具を提供して実験させましょう。練習を重ねることで筆跡や可読性が向上します。発達障害が疑われる場合は、学校の特別支援教育課に相談してください。ブロック遊びは、ボールをバットで打つ際に必要な視覚運動スキルの練習にもなります。手と目の協調が必要な活動を奨励して、微細運動を伸ばしましょう。

運動計画

運動計画とは、子どもが物理的環境と効果的に関わる能力です。新しい身体課題に直面したとき、計画・整理・実行できるかが問われます。課題がうまくできない場合、身体的にできないのか、やり方が分からないのかを見極めましょう。たとえば、モンキーバーを swing できても上半身の筋力が足りない、あるいはバーの握り方すら分からない場合があります。運動計画の困難は、より大きな発達課題のサインかもしれません。心配がある場合は医療専門家に相談してください。

感覚統合

子どもの感覚と身体発達は密接に関係しています。視覚・触覚・嗅覚・聴覚・味覚の五感が統合され、周囲の情報を得ます。感覚が過敏または低感度だと、世界との関わり方が変わります。動きの感覚や空間感覚も同様です。光や音に過敏だと教室での注意散漫や行動上の問題が起きやすく、運動感覚が低感度だと落ち着きがなく集中できません。さまざまな環境での体験を通じて感覚統合を促しましょう。

実践的なヒント

子どもは遊びを通じて最もよく学びます。チームスポーツから水泳や体操といった個人活動まで、幅広い身体活動の機会を提供しましょう。

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