小児におけるレプチンレベルの特徴
レプチンは体内で産生されるホルモンで、エネルギー消費のバランスを取る役割があります。主な機能は、体内の脂肪量を脳に伝達し、エネルギー摂取や脂肪燃焼を調整することです。
思春期前の男子
- 5歳から15歳の男子は、同年代の女子に比べてレプチン濃度が低いことが、Journal of Clinical Endocrinologyの研究で示されています。
思春期前の女子
- 5歳から15歳の女子では、レプチン濃度は体内の脂肪量に比例します。脂肪が多いほどレプチンも高くなると報告されています。
レプチンレベルの変動
- レプチンは体脂肪量に応じて調整されます。脂肪が増えるとレプチンも増加し、逆に脂肪が減少するとレプチンも低下します。
研究結果
- マイケル・ローゼンバウム博士らの研究では、レプチンは脂肪を保持しようとする働きもあることが示されました。レプチン濃度が低いと、体は脂肪を増やすよりも保持しようとするため、体重減少が難しくなると指摘されています。
豆知識
- レプチンは「抗肥満ホルモン」とも呼ばれ、脳にエネルギー摂取のタイミングを知らせ、脂肪燃焼を促進する能力があります。
