不安を抱える子どもが感情をコントロールできるようにする方法
はじめに
不安は誰にでもある自然な感情ですが、子どもに現れると、怒りっぽさや癇癪、自己傷害、宿題の拒否、親から離れたがらないなど、さまざまな形で表れます。親としては苛立ちを覚えることも多いでしょう。ここでは、子どもの不安反応を和らげ、感情を自分でコントロールできるようサポートする具体的な方法をご紹介します。
必要なもの
- 大きめのフェルト(色違いのもの)
- はさみ
- タイマー機能付きの時計またはアラーム
実践手順
1. 1日の出来事をフェルトで可視化する
子どもと一緒に、次の日に起こる予定の出来事をフェルトで作ります。色違いのフェルトに、例えば「ママが学校へ迎えに来る」や「授業で質問に正解する」など、小さな絵を切り取ります。子どもはそれを大きめのフェルトの上に貼り、次の日の予定として確認します。実際にその出来事が起きたとき、子どもは「計画通りに起きた」と実感し、安心感が得られます。
2. パニックが起りそうなときは別の脳領域に注意を向ける
感情が高ぶっているときは、子どもは感情中心の脳にとどまります。そこで、水を飲ませるか、喉が渇いているか確認する、額に手を当てて「のどが渇いているね」と言う、あるいは「猫の鳴き声が聞こえる?」や「鍵を探すのを手伝ってくれる?」と別の課題を提示します。感情から一度離れることで、後で原因を一緒に話し合える余裕が生まれます。
3. 深呼吸を習慣化する
浅く速い呼吸は不安を増幅させます。子どもに、腹式呼吸でゆっくり息を吸い込み、胸やお腹が膨らむ感覚を教えましょう。その後、ゆっくり息を吐き出し、緊張や不安を外に出すイメージを持たせます。1日数回、時計のアラームでリマインドすると、習慣化しやすくなります。
まとめ
フェルトを使った視覚化、注意転換、深呼吸という3つのシンプルな手法を組み合わせることで、子どもの不安を和らげ、感情のコントロール力を育てることができます。継続的に取り入れ、子どもと一緒に実践してみましょう。
