子どもの凍瘡(チルブレイン)について
概要
凍瘡(チルブレイン)は、血行不良や寒冷、貧血が原因で足やつま先に起こる皮膚疾患です。高齢者に多く見られますが、座りがちなティーンや足が締め付けられる靴を履く子どもも罹りやすいです。幼児でも長時間座っていたり貧血がある場合は発症することがあります。症状は赤く腫れたかゆみを伴う斑点で、主に足の指に現れます。
症状
凍瘡の典型的な症状は、足やつま先に赤く腫れたかゆみのある斑点です。特に小指に多く見られますが、他の指にも現れます。皮膚が乾燥してひび割れ、二次感染を起こすことがあります。糖尿病患者などでは潰瘍や創傷になるリスクが高く、注意が必要です。
自宅での対処法
ほとんどのケースは自宅で治療できます。ウィッチヘーゼルやカラミンローションでかゆみを和らげ、ラノリン軟膏や暖かいウール・綿の靴下で足を温めます。最も重要なのは、患部を掻かないようにすることです。
医療機関での受診が必要な場合
潰瘍や創傷ができた場合は、医師または足病医(ポディアトリスト)に相談してください。糖尿病や末梢神経障害がある子どもは、足の感覚が鈍く潰瘍に気づきにくいため、家族が足をチェックすることが重要です。放置すると二次感染を起こし、最悪の場合は指や足全体を失う危険があります。
予防策
体全体を常に温かく保ち、特に足が濡れた後は指の間までしっかり乾かします。ナイロンや合成繊維の靴下よりも、綿やウールの靴下を選び、皮膚が呼吸できるようにしましょう。定期的な運動で血行を促進することも効果的です。
