子供の鼻血:原因・対処法・予防と注意点
原因
子供の鼻血は、乾燥した空気、風邪やアレルギー、軽い外傷(鼻をほじる、強く吹く、異物を入れる)などが主な原因です。稀に慢性的な疾患や血液凝固障害、腫瘍性の組織増殖が関与することもあります。
治療法
鼻血が出たら、まず子供を落ち着かせ、頭を前に傾けさせます。鼻の軟骨部分(骨より下)を指で軽くつまみ、10分間圧迫します。止まらない場合は、さらに10分間続けます。その間、氷嚢や冷たいタオルで鼻先を冷やすと血管が収縮しやすくなります。
予防法
乾燥が原因の場合は、1日1回程度の市販の生理食塩水スプレーや加湿器の使用が有効です。鼻腔内にワセリンを薄く塗布すると乾燥を防げます。アレルギーがある場合は小児科医に相談し、適切な管理を行いましょう。また、鼻をほじったり、強く吹いたりしないよう子供に説明し、習慣づけることが大切です。
医師に相談すべき時
つまんでも20分以上止まらない、出血量が多い、呼吸がしにくい、1歳未満の赤ちゃん、鼻骨の骨折などの外傷が疑われる場合は速やかに小児科へ連絡してください。大量出血のサインとして、異常な発汗、顔色が青白い、倦怠感、めまい、意識消失などがあります。
誤解と正しい対処
「頭を後ろに傾ける」ことは逆効果です。血液が喉へ流れ込み、飲み込まれると嘔吐や胃腸への刺激になる恐れがあります。正しくは頭を前に傾け、鼻血が出ている間はティッシュや綿棒を鼻腔内に入れないようにしましょう。
