小児の円形脱毛症
頻度
米国皮膚科学会によると、世界人口の約2%が円形脱毛症を罹患しており、ほとんどが子供時代に発症します。
原因
円形脱毛症は自己免疫疾患で、毛根を攻撃し毛髪の成長を阻害します。毛包自体は生存していますが、免疫系が根元を攻撃し続ける限り毛は生えません。
症状
小児の場合、ランダムに小さく丸い脱毛斑が現れます。新たな斑ができる部位でかゆみを伴うことがあります。
症状の経過
症状の持続期間は個人差が大きく、短期間で毛が再生し再発しない子もいれば、脱毛と再生を繰り返す子もいます。
合併症・関連疾患
円形脱毛症の子供は、湿疹、アレルギー、喘息、白斑症(ヴィティリゴ)、甲状腺疾患などを併発することがあります。
治療法
現在、根本的な治療法は確立されていません。ステロイド注射が効果を示すことがあります。また、ミノキシジルやアンソラリン(アントラリン)クリームが一部の子供に有効ですが、全員に効果があるわけではありません。
