子どもの熱の対処法
なぜ熱が出るのか
熱は体が免疫反応として体温を上げ、侵入した細菌やウイルスを死滅させようとする自然な防御反応です。多くの病原体は限られた温度範囲でしか増殖できないため、わずかな体温上昇でも抑制できます。
軽度の熱は必ずしも危険ではなく、免疫が正常に働いているサインです。ただし、体温が 38.9℃(102°F)を超える場合は、子どもの不快感を和らげるために対策を検討しましょう。
治療と快適にする方法
まずは解熱剤として、アセトアミノフェン(例:チャイルド用タイレノール)やイブプロフェン(例:チャイルド用アドビル)を使用します。薬剤は年齢・体重に合わせた濃度のものを選び、パッケージの用法・用量を必ず守ってください。投与後約 1 時間で熱や痛みが緩和されます。
アスピリンは、特に水痘に罹った子どもにレイ症候群を引き起こす恐れがあるため、14 歳未満には絶対に与えてはいけません。
薬以外にも、以下のような自然なケアが有効です。
- 額に軽く氷嚢や冷たいタオルを当てる。
- 室温程度のぬるま湯(冷たくしない)で短時間の入浴をさせ、体温を下げる。
- 入浴後は軽装にし、薄いシーツで包んで安静にさせる。
- 水分補給をこまめに行う。水や果汁、氷をなめるのも効果的。フルーツ味のアイスキャンディーは水分補給とご褒美の両方になる。
医療機関を受診すべきとき
体温が 40℃(104°F)を超える、または 3 日以上続く場合は、すぐに小児科医へ連絡してください。熱が徐々に上昇したり、2 日以上持続する場合は、感染に対する免疫機能に問題がある可能性があります。医師の診察で抗生物質が処方されることがあります。
