幼児の昆虫咬傷の対処法
夏が終わるまでに、幼児はさまざまな昆虫や虫に刺されることがあります。ほとんどは軽い症状で済みますが、稀に医療的対応が必要なケースもあります。本稿では、蚊に刺された場合から危険な蜘蛛に噛まれた場合まで、幼児の昆虫咬傷の正しい対処法をまとめました。
対処の流れ
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ステップ1 局所反応の対処
咬傷や刺傷の症状が刺された部分だけにとどまる場合は「局所反応」と呼ばれ、主に不快感やかゆみが生じます。まずはすぐに冷たいタオルや氷嚢で冷やし、腫れや炎症を抑えます。その後、かゆみ止めとしてカラミンローションや1%ヒドロコルチゾン軟膏を塗布すると効果的です。
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ステップ2 全身性反応の確認
息切れ、じんましん、腫れが広がるなどの症状が見られる場合は全身性アレルギー反応の可能性があります。特にじんましんは将来の重篤な反応を示すサインになることがあるため、速やかに小児科医へ相談してください。
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ステップ3 重篤症状への応急処置
呼吸困難や激しい喘鳴、めまい・失神が起きたら、すぐに小児用ジフェンヒドラミン(ベナドリル)を投与し、同時に救急車を呼んでください。これにより一時的にアレルギー反応を抑え、専門医の手当てを受ける時間を稼げます。
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ステップ4 医療機関受診時のポイント
診察時には「いつ・どこで・どのように咬まれたか」など、できるだけ詳しい情報を医師に伝えましょう。全身性反応がある場合はエピネフリン注射が必要になることがあります。局所反応のみの場合は、感染や壊死の有無を確認し、必要に応じてドレナージを行うことがあります。
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ステップ5 アレルギー対策キットの準備
医師が将来の重篤なアレルギー反応を予測した場合、エピネフリン自己注射器(エピペン等)を常備するよう指示されることがあります。使用方法をしっかりと確認し、家族全員が扱えるように練習しておきましょう。
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ステップ6 有毒蜘蛛(ブラックウィドウ)に咬まれたとき
ブラックウィドウは黒い体に赤い砂時計形の模様が特徴で、物置や倉庫、木材の山などに潜んでいます。咬まれた直後は痛みが少ないことが多いですが、数時間後に腹部の痙攣・硬直、呼吸困難、吐き気・嘔吐、手のしびれなどが現れます。疑わしい場合は直ちに医療機関を受診してください。
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ステップ7 有毒蜘蛛(ブラウン・リクルス)に咬まれたとき
ブラウン・リクルスは茶色の体に白いバイオリン形の斑点があり、屋内の隅や家具の裏に潜むことがあります。咬傷は痛みが強く、赤みと腫れが目立ちます。症状が重い場合や感染の兆候がある場合は早急に医師の診察を受けましょう。
まとめ
幼児の昆虫咬傷は大半が軽度ですが、症状の範囲や程度によっては迅速な対応が必要です。局所的なかゆみや腫れは冷却と軟膏で対処し、全身症状や重篤な兆候が出たらすぐに医療機関へ。アレルギーが疑われる場合はエピネフリンキットの準備も検討してください。
