鼻粘膜上皮の回復方法
呼吸器は偽重層線毛上皮という薄い層で覆われています。この上皮は空気の流れを助け、同時にゴミや微粒子を除去します。しかし、薄く繊細なため、汚染、外傷、乾燥などで簡単に損傷します。上皮が損傷すると空気の通りが悪くなり、粘液がたまり感染を引き起こす恐れがあります。早期に適切な処置を行うことで、速やかな回復が期待できます。
必要なもの
- 鼻パッキング(詰め物)
- 抗生物質軟膏
手順
前かがみになり、鼻先を軽く押さえて止血します。鼻血(鼻出血)は上皮が裂けた結果です。前かがみで血液が喉へ流れ込むのを防ぎ、圧迫により血小板が傷口に集まりやすくなります。
抗生物質軟膏を数滴垂らして鼻パッキングを湿らせます。乾燥したままのパッキングは取り外す際に上皮をさらに傷つけることがありますが、湿潤状態にすると治癒が促進されます。抗生物質は感染予防にも役立ちます。
湿らせたパッキングを患部の鼻腔に挿入します。外側に適度に出した状態で、取り外しやすくします。
3日後にパッキングを除去し、創部を確認します。緑色の粘液が出ていれば感染のサインです。上皮が乾燥して割れている場合は、追加で軟膏を塗布してください。
鼻が腫れ始めたら医師の診察を受けましょう。鼻浮腫は細胞間に液体がたまり、感染や呼吸障害を招く可能性があります。
