乾燥でどの細菌が死滅するか?

洗濯と乾燥の工程で、熱や洗剤・漂白剤を利用して多くの細菌を死滅させることができます。一方、熱や洗剤だけでは残存する細菌もあります。本稿では、代表的な細菌・ウイルスと、洗濯・乾燥、またはドライクリーニングで効果的に除去する方法をまとめました。

E. coli(大腸菌)

  • 熱湯洗浄が有効です。温水では不十分で、できるだけ90℃以上の水で洗うことが推奨されます。
  • 漂白剤(塩素系)を併用するとさらに殺菌効果が高まります。
  • 乾燥機での残存菌は、45分以上のフルサイクルで最高温度(約70℃以上)に設定すれば死滅します。

MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)

  • 皮膚や鼻腔に常在し、感染症の原因になることがあります。
  • 衣類・シーツ・タオルは、洗剤とともに熱湯(60℃以上)で洗濯し、漂白剤を使用すると効果的です。
  • 乾燥は必ず高温設定で完全に乾かし、自然乾燥は避けます。

インフルエンザウイルス

  • ウイルスは衣類に付着していることがあります。
  • 167〜212°F(75〜100°C)の温度で洗濯すれば死滅します。
  • 乾燥機は高温サイクルで完全に乾かすか、直射日光の下で外干しすると効果的です。

ドライクリーニング

  • 専門のドライクリーニングは、325°F(約163°C)の蒸気で繊維内部まで熱を伝え、細菌を安全レベルまで減少させます。
  • コイン式の簡易クリーニングは蒸気処理が不十分なことがあるため、フルサービスの店を利用し、細菌除去が必要な旨を伝えてください。
  • 洪水被害などで細菌リスクが高い場合は、事前にドライクリーニング業者に相談しましょう。

家族の健康(一般) - 関連記事