避妊ピルのリスクとは?
血栓(血液凝固)
避妊ピルは、特に35歳以上の喫煙者に血栓を形成しやすくします。血栓が放置されると、血管から剥がれ落ちて脳卒中や動脈瘤の原因になることがあります。
血圧上昇
メイヨークリニックの研究によると、ピルは血圧を上げることがあるとされています。高血圧は心臓病や脳卒中のリスクを高めるため、既に血圧に問題がある女性は医師と相談し、他の避妊方法を検討すべきです。
がんリスクの増加
一部の研究では、ピル使用者の乳がんリスクが上昇することが示されています。ただし、リスクは使用期間や使用中止後の経過時間に依存し、使用を止めてから約10年経つとリスクは通常のレベルに戻るとされています。
頭痛・片頭痛
ホルモン量の増加により、頭痛や片頭痛が悪化する女性もいます。特にストレス性頭痛や片頭痛の既往がある人は、症状の変化に注意が必要です。
不妊の可能性
長期間のピル使用は、排卵や月経周期に永続的な変化をもたらすことがあります。子宮頸部粘液の産生細胞が減少すると、精子が卵子に到達しにくくなることがあります。細胞は時間とともに回復する場合もありますが、妊娠を希望する際に人工授精(IUI)などの医療的支援が必要になることがあります。
性感染症(STI)からの保護なし
ピルは妊娠予防にのみ有効で、HIVを含む性感染症からは全く保護しません。コンドームの使用やパートナーの検査など、別途予防策を講じないと感染リスクが残ります。
