パップスミア(子宮頸部細胞診)とは何か?
パップスミアは誰が受けるべきか
医療機関では、性行為経験のある21歳以上の女性に対し、定期的な検査を推奨しています。がんや前がん状態の早期発見は子宮頸がん対策の要です。通常、正常な結果が出た場合は3年ごとに再検査を行います。過去に3回連続で正常な結果があり、65歳以上の女性は検査を継続する必要はありません。
検査手順
パップスミアは医師または専門の医療従事者が実施します。検査前に下着をすべて脱ぎ、ガウンに着替えていただきます。診察台に横たわり、かかとをストラップに入れ、膝を曲げて太ももの上部が台の端に合わせる姿勢を取ります。医療従事者はできるだけ快適に過ごせるよう配慮します。
プラスチックまたは金属製のスペキュラム(開口器)を膣内に挿入し、子宮頸部へアクセスします。スペキュラムが冷たく感じられることがあるため、温めてから使用する医師もいます。
スペキュラムの開口部に綿棒を入れ、子宮頸部(子宮と子宮頸管が接続する部分)から細胞を採取します。採取した細胞は顕微鏡で検査するためにラボへ送られます。
スペキュラムを抜いた後、医師は指2本を膣内に入れ、もう一方の手で腹部を押さえて骨盤内臓器(子宮、卵巣、卵管、膣)の状態を確認することがあります。
検査はほとんどの場合痛みはありませんが、軽い違和感や圧迫感、痙攣を感じる方もいます。
検査結果と次のステップ
結果が出るまで通常3週間程度かかりますが、医療機関により異なります。大半の結果は正常ですが、異常が出たからといって必ずしもがんであるとは限りません。異常な結果はさまざまな原因で起こり得ます。異常が判明した場合は、医師から連絡があり、追加検査や再検査の手配が行われます。
結果待ちの期間は不安になることもありますが、検査を受けたことで自分の健康管理に積極的に取り組んだという安心感を得られるでしょう。
