パップスミアで診断できる病気は何ですか?

医師は、18歳以上の女性は毎年パップスミア(子宮頸部細胞診)と婦人科検診を受けることを推奨しています。パップスミアはさまざまな疾患の早期発見に役立ち、定期的に実施することで治療が容易になり、予後が改善します。検査はかかりつけ医、産婦人科医、または地域の家族計画センターで予約してください。

検査の手順

パップスミア(パップテスト)は、医師または看護師が行う簡単で痛みの少ない検査です。

  • 検査前に、膣口とスペキュラム(子宮頸部を観察する器具)の先端に潤滑ジェルを塗布します。
  • スペキュラムを膣内に挿入し、ゆっくりと開いて子宮頸部を視認できるようにします。
  • 滅菌された綿棒で子宮頸部の表面を軽く拭き取り、少量の細胞を採取します。
  • 採取した細胞はガラススライドに転写し、滅菌容器に入れて検査室へ送ります。

異常細胞とがんの評価

検体はラボの技師が顕微鏡で観察し、異常な細胞増殖や異種細胞がないかを確認します。

検査結果が異常と判定された場合、細胞の異常度合いに応じてがんや前がん状態の可能性が示唆されます。医師は症例に応じた対応策を説明します。

必要に応じて、コルポスコピー(拡大顕微鏡による子宮頸部の詳細観察)を実施し、異常細胞の範囲や重症度を評価します。

パップスミアはヒトパピローマウイルス(HPV)の有無も検出できます。HPVは子宮頸がんの原因の約80%を占めるため、感染が確認された場合は定期的なフォローアップと頻回のパップスミアが推奨されます。

性感染症(STD)との関係

パップスミアは主に子宮頸部の細胞診であり、STDの検査そのものは行いません。ただし、検査中に医師が膣や子宮頸部に病変やいぼを発見した場合、別途STD検査が必要になることがあります。年次検診の際に、STD検査も希望する旨を医師に伝えてください。

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