子宮筋腫に伴う合併症

子宮筋腫(子宮平滑筋腫)は、出産年齢の女性に多く見られる良性腫瘍で、子宮内部または表面に発生します。多くは小さく症状がなく放置されますが、サイズが大きくなると痛みや様々な合併症を引き起こすことがあります。

不妊

  • 筋腫の位置や大きさにより、卵管が歪んだり血流が阻害されたりして受精や胚の着床が妨げられます。また、精子の通過路を塞ぐこともあります。手術で筋腫を除去した女性の妊娠率は比較的良好です。

妊娠合併症

  • 筋腫が大きいと胎児が逆子や異常姿勢になるリスクが高まります。出産管内に筋腫があると分娩が妨げられ、産後出血が過多になることもあります。妊娠中の筋腫は子宮を圧迫し痛みを伴い、流産や早産のリスクもわずかに上昇します。治療は通常出産後に行いますが、第一・第二妊娠期に安全に手術が可能な場合もあります。

疼痛

  • 茎(柄)で付着した茎状筋腫は、茎がねじれると激しい痛みを引き起こします。また、筋腫が血流に追いつかず壊死(変性)することがあり、痛みが増大し外科的除去が必要になることがあります。妊娠中に痛みが強い場合は安静や入院が指示されることがあります。

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