拡張掻爬術(D&C)で使用される器具
拡張掻爬術(D&C)は子宮に対して行われる外科的手術で、子宮ポリープや嚢胞の除去、流産・人工妊娠中絶後の残存組織の除去などに利用されます。手術の目的は何であれ、使用される器具は同じです。以下に、手術で使用される主要な器具とその役割を紹介します。
スペキュラム、リトラクター、ダイレータ、テナクラム
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手術開始時にまず使用するのは、スペキュラムと膣リトラクターです。これらは膣壁と子宮頸部を広げ、医師の視野を確保します。多くは二枚構造で、挿入後に開くことで自然な弾力性を利用しながら拡張します。必要に応じてダイレータでさらに頸部を広げ、テナクラムで子宮頸部をつかんで引き上げることもあります。
鉗子(フォーセプス)
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鉗子はハサミやトングに似た形状で、子宮内の異常組織や検体をつかんで取り除く際に使用します。組織を直接掴むことで、後続の掻爬(キュレット)作業を最小限に抑えることができます。
ヒステトメーター(子宮計)
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ヒステトメーターは子宮の方向や深さを測定するためのプローブです。触診や超音波と併用し、子宮内の異常部位を特定する際に役立ちます。
キュレット
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キュレットはD&Cの中心的な器具で、子宮内膜の層をやさしく掻き取ります。刃先は鈍いものと鋭いものがあり、手術中の子宮壁穿孔や過度の出血を防ぐために適切な鋭さを選択します。手術では複数のキュレットを組み合わせて使用し、必要な組織を確実に除去します。
