子宮筋腫の除去方法
子宮筋腫とは
子宮筋腫は子宮壁にできる良性腫瘍で、がんではありません。多くの場合治療は不要ですが、出血過多や腹部膨満感、月経痛、性交時痛、不妊などの症状が出た場合は治療が検討されます。
治療の選択肢
筋腫摘出術(子宮筋腫除去手術)で妊娠可能性を保つ
妊娠を希望する場合は、筋腫摘出術(筋腫切除術)を選びます。腹部切開で腫瘍を除去し、子宮筋層を再建します。症状の改善や子宮の機能保持が期待できますが、再発のリスクは残ります。
ホルモン療法で腫瘍の増大を抑える
ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)拮抗薬やプロゲステロン・エストロゲン抑制薬を投与し、月経を止めて筋腫のサイズ縮小を図ります。骨密度低下など更年期様症状が出るため、通常は約3か月の短期間使用が推奨されます。
子宮動脈塞栓術(UAE)で筋腫を縮小
子宮動脈に微小粒子を注入して血流を遮断し、筋腫を“飢餓状態”にします。約7か月で腫瘍が縮小し、症状はすぐに軽減することがありますが、閉経様症状が出ることもあります。
子宮全摘出術(子宮摘出)で根本的に解決
子宮全摘出術は最も確実な根治法です。ただし子宮がなくなるため妊娠は不可能となり、卵巣も同時に除去すれば早期閉経になります。大手術で回復に数週間を要します。
まとめ
症状や将来の妊娠希望に合わせて、非手術療法から外科的手術まで幅広い選択肢があります。医師と相談し、最適な治療法を選びましょう。
