マグネシウムと月経痛の関係

マグネシウムとは

マグネシウムは、筋肉の収縮や神経伝達、心拍、エネルギー産生、タンパク質合成など、300以上の生化学反応に関与する必須ミネラルです。カルシウム、リン、カリウムに次いで体内で4番目に多く存在します。

月経痛緩和への働き

マグネシウムは月経痛を和らげる主な2つのメカニズムがあります。

  • 筋肉の緊張を緩め、自然な筋弛緩剤として作用する。
  • 体内でのカルシウム吸収を高め、カルシウムが持つ痛み軽減効果をサポートする。

マグネシウムのその他の健康効果

高血圧、心血管疾患、糖尿病の予防・管理に役立ちます。筋肉・神経機能の維持、骨の強化、心拍リズムの安定、正常血圧の維持、免疫機能の向上、血糖値の調整など、多岐にわたる健康効果があります。

マグネシウムを多く含む食品

ほうれん草などの濃い緑色葉野菜はマグネシウムが豊富です。その他、ヨーグルト、乾燥果実、豆類、エンドウ、ナッツ、種子、全粒・未精製穀物にも含まれます。硬水(ミネラルが多い水)にもマグネシウムが含まれることがあります。

女性のマグネシウム推奨摂取量

米国国立医学研究所(IOM)は、以下の摂取基準を示しています。

  • 14〜18歳:1日あたり360 mg
  • 19〜30歳:1日あたり310 mg
  • 31歳以上:1日あたり320 mg

月経痛緩和を目的とする場合、ベス・イスラエル・ディーコネス病院は、生理周期の15日目から月経開始までの間、1日500〜1,000 mgのマグネシウム摂取を推奨しています。

マグネシウムサプリメントの選び方

食事だけで十分な量を取れない場合は、マグネシウム酸化物やマグネシウムクエン酸塩などの形態のサプリを利用できます。市販の錠剤は100 mg〜250 mgが一般的です。過剰摂取を避けるため、医師や栄養士に相談することをおすすめします。

まとめ

マグネシウムは筋肉のリラックスとカルシウム吸収を通じて月経痛を和らげる可能性があります。バランスの取れた食事で摂取できない場合は、適切なサプリメントで補うと良いでしょう。

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