閉経期にエストロゲンを服用すると体重は増えるのか?
閉経期の症状緩和のためにエストロゲンを補充することは、さまざまな疾患リスクを高めることが知られています。ホルモン補充療法(HRT)を検討する際、体重増加が懸念されることがあります。
年齢に伴う体重増加
米国産科婦人科学会によると、女性は年齢とともに活動量が減少し代謝が低下するため、体重が増えることが多く、これは必ずしもHRTの使用によるものではありません。
エストロゲン補充療法の目的
HRTは主にエストロゲン補充の形で行われ、ほてりや夜間の発汗などの症状を緩和します。また、エストロゲンは骨粗鬆症の予防にも役立ちます。
エストロゲン優位(エストロゲン・ドミナンス)
ホルモンレベルが不均衡に低下するとエストロゲン優位が起こり、体重増加につながる可能性があります。エストロゲン療法には通常プロゲステロンが併用されるため、エストロゲン優位のリスクを低減できます。
エストロゲンと脂肪細胞
脂肪細胞はエストロゲンを蓄積しやすく、脂肪率が高い女性は骨粗鬆症の発症率が低いとされています。このことから、エストロゲンと脂肪の間に相関関係があるように見えることがあります。
結論
HRTを避けるのではなく、バランスの取れた食事と日々の運動で体重管理を行うことが重要です。
