閉経は数年にわたって徐々に生殖能力が低下し、最終的に不妊になる過程です。この間に体内のエストロゲン濃度が変動し、様々な身体的・精神的変化を引き起こします。

エストロゲンと過渡期(ペリメノポーズ)

体が閉経へと移行する過渡期では、エストロゲンレベルが不規則に変動します。その結果、排卵サイクルが乱れ、月経が不規則になることが多いです。

エストロゲンと閉経後(ポストメノポーズ)

エストロゲンが極端に低下すると排卵が完全に停止します。12か月間排卵が無い状態が続くと、正式に閉経と診断されます。

エストロゲン変動の意義

ペリメノポーズでのエストロゲンの揺らぎが、ホットフラッシュ、気分の変動、膣の乾燥など、閉経に伴う主な症状の原因となります。

健康への影響

メイヨークリニックによると、エストロゲン低下は骨密度の減少(骨粗鬆症)や悪玉コレステロールの上昇に繋がり、心血管疾患のリスクを高めます。

治療法

北米閉経学会(NAMS)では、症状が重い場合はホルモン補充療法(HRT)を推奨しています。エストロゲン単独、プロゲステロン単独、または両方の組み合わせで症状緩和を図ります。