子宮筋腫に対するルプロン(レウプロリド酢酸)治療
女性の約75%が一生のうちに子宮筋腫(良性腫瘍)を経験しますが、多くは無症状です。月経過多や骨盤部の圧迫感などの不快な症状が出た場合、医師は処方薬での治療を検討します。
概要
- ルプロンはレウプロリド酢酸という成分の商品名です。子宮筋腫の治療は注射で投与されます。
作用機序
- ルプロンは視床下部の働きを抑制し、エストロゲンとプロゲステロンの産生を減少させます。これにより女性ホルモンが低下し、筋腫が縮小・消失します。
投与期間
- 効果は約3か月持続し、多くの患者は1回の投与で症状が改善します。
主な副作用とリスク
- ほてり、全身の痛み、にきび、体重変化、うつ症状、注射部位の赤みや感染などが一般的です。
- まれに血栓、心筋梗塞、脳卒中、骨粗鬆症のリスクが報告されています。
使用上の注意点
- 妊娠中の使用は禁忌です。
- 骨粗鬆症の既往歴やステロイドなど骨密度を低下させる薬を服用中の方は使用を避けるべきです。
