クライオサージェリー(凍結手術)とは何か
仕組み
クライオサージェリーは、特殊な器具を膣内に挿入し、子宮頸部にしっかり当てて行います。器具は異常細胞がある頸部の範囲を覆い、液体窒素が流れ込むことで約‑50℃に冷却されます。この低温により異常細胞が破壊され、2〜3週間かけて自然に剥がれ落ちます。手術は、頸部を3分間凍結し、解凍させた後、同様にもう3分間凍結するというプロセスを2回繰り返します。
施術中の感覚
凍結が直接頸部に行われるため、最初の凍結時に軽い痙攣や不快感を感じることがあります。頸部が冷却に慣れると痛みは軽減しますが、施術後数分で強い痙攣が出ることがあります。これは月経時の痙攣より強いことがありますが、通常は当日中に収まります。
回復期間
手術後はその日のうちに安静にし、翌日からは通常の活動に戻れます。回復中は分泌物が増えることがありますが、手術後2〜3週間は膣内に何も挿入しないようにしてください。具体的には性交渉、タンポン、膣洗浄などを控えます。
効果
頸部の下部にある異常細胞(異形成)に対しては、クライオサージェリーは高い効果が期待できます。凍結手術を受けた異形成症例の約85%が成功し、細胞が除去・壊死します。
リスク
リスクは極めて低いですが、以下の症状が現れた場合は速やかに医師に相談してください。発熱、激しい痛み、黄みがかった分泌物、異臭、月経以外の出血などが警戒サインです。
