閉経後の性欲と対策

概要

閉経は最後の月経から12か月後に定義され、女性の生殖能力が終了したことを示します。閉経前の過渡期(ペリメノポーズ)では月経不順やホルモンバランスの変化が起こり、身体的・精神的な症状が現れます。その中に性欲の変化も含まれます。

症状の特徴

閉経が始まると、月経不順、膣の乾燥、気分の変動、胸のハリの低下、髪の細くなる、腹部脂肪の増加、睡眠障害などが現れます。これらは自己評価を下げ、感情的に性欲に影響を与えることがあります。

2007年6月号の『American Journal of Obstetrics and Gynecology』の研究では、性欲低下を訴える閉経女性は、寝汗や睡眠障害、抑うつ症状といった問題も同時に抱えていることが示されました。

治療・対策

  • 睡眠導入薬、三環系抗うつ薬、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などは、性欲を低下させないことが報告されています。
  • 市販のハーブサプリ(例:セントジョンズワート)も、閉経後の性欲に悪影響を与えないとされています。
  • 膣の乾燥が不快感を招く場合は、潤滑剤の使用が有効です。
  • 妊娠リスクがなくなることで、性欲が向上する女性も多く報告されています。

留意点

ペリメノポーズや閉経に伴う症状は、他の疾患のサインである可能性もあります。月経が止まったからといってすぐに閉経と決めつけず、必ず医師に相談し、他の原因がないか確認しましょう。

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