閉経期に役立つ漢方薬
閉経期の症状
エストロゲンとプロゲステロンの分泌が低下すると、ほてり、睡眠障害、疲労感、膣の乾燥、性欲低下、うつ、イライラ、体重増加、物忘れ、月経不順など、身体的・精神的に様々な変化が現れます。月経不順は最も初期に気づくサインです。
漢方薬の働き
漢方は古来から、出産・月経・閉経といった女性特有の不調に用いられてきました。植物に含まれる栄養素やミネラル、イソフラボン(植物性エストロゲン)は、体内のエストロゲンに似た作用を示し、ホルモンバランスの変化を緩やかにします。これにより免疫力や女性器の機能がサポートされ、全身の健康維持が促進されます。
代表的な漢方薬と摂取目安
- 当帰(トウキ):女性の補養薬として知られ、植物性エストロゲンが豊富でほてりの緩和に期待できます。目安は1日2回、500 mgのカプセル、またはティンクチャー½小さじを2回。
- ブラックコホシュ(シロバジン):イソフラボンが自然エストロゲンに近く、ホルモン調整に役立ちます。4週間ほどでほてりや月経不順、性欲低下が改善されることがあります。目安は1日2〜4回、250 mgのカプセル、またはティンクチャー½小さじを2回。
- セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート):不安感や気分の変動、うつ症状を和らげ、軽い鎮静作用で不眠にも効果があります。目安は1日2〜3回、500 mgのカプセル、またはティンクチャー¼〜1小さじを2回。
- イチョウ葉(ギンコウビロバ):脳機能・血行・酸素供給を改善し、疲労感や記憶力低下、うつに対処します。目安は1日1回、1000 mgのカプセル、またはティンクチャー1小さじを2回。
その他の閉経期に用いられる漢方薬については、関連リソースをご参照ください。
