PMDD(月経前不快感障害)の自然治療法

月経の約1週間前に、腹痛、情緒不安定、疲労感などの症状が現れる女性は少なくありません。中でも、月経前不快感障害(PMDD)は、うつ状態や激しい腹痛、激しい気分の変動が日常生活に支障をきたすほど重症化します。これは正常な状態ではなく、適切な対処が必要です。以下に、自然療法として期待できる主な対策を紹介します。

生活習慣の改善

  • バランスの取れた食事:果物・野菜・赤身たんぱく質・食物繊維を中心に摂取し、体と心の健康をサポートします。
  • 定期的な運動:有酸素運動やヨガなどでエンドルフィンが分泌され、うつや不安の緩和、PMDDの情緒症状の軽減に効果があります。

神経伝達物質の機能改善

  • 血液検査で神経伝達物質のバランスを確認し、原因を探ります。
  • オメガ3脂肪酸、5‑HTP、ビタミンD、必須アミノ酸、セントジョンズワートなどのサプリメントは、一部の女性で神経伝達物質の働きを改善し、症状緩和に寄与します。

ホルモン補充

  • PMDDは月経前にホルモン変動が関与しているため、プロゲステロンの補充が有効な場合があります。
  • プロゲステロンは経口避妊薬としても処方されますが、副作用を懸念する女性は、血中プロゲステロン濃度の検査を受け、個別にサプリメントやクリームを検討すると良いでしょう。
  • なお、プロゲステロン補充はFDAの承認治療ではなく、医師の見解は分かれます。

PMS(月経前症候群)対策としての自然療法

  • カルシウム:骨の健康維持だけでなく、身体的・心理的症状の緩和に役立ちます。
  • マグネシウム:むくみや膨満感を減少させ、痛みや張りを和らげます。
  • ビタミンE:むくみと痙攣の軽減に効果があります。
  • ビタミンB群:気分の変動を抑える効果が報告されています。
  • プロゲステロン・クリーム(ヤマイモや大豆由来):一部の女性で効果があるとされていますが、FDAの規制対象外です。
  • ハーブ療法:ブラックコホシュ、ショウガ、ラズベリーリーフ、タンポポ、イブニングプリムローズオイルなどがありますが、製品の安全性は十分に検証されていません。

自然療法は個人差が大きく、必ず医師と相談しながら取り入れることが重要です。

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