閉経後の骨粗鬆症とは何か?

ホルモンと骨の関係

閉経によりエストロゲンの分泌が減少すると、骨の再構築バランスが崩れ、骨密度が低下します。更年期後5年で骨量が最大10%減少することもあります。エストロゲンとテストステロンは性ホルモンで、これらが減少すると男女ともに骨吸収が進みます。

「骨に穴が開く」ことが骨粗鬆症

「osteoporosis(オステオポローシス)」は文字通り「穴の開いた骨」を意味します。加齢とともにカルシウムが失われ、エストロゲンが不足すると骨が脆くなります。女性は特にリスクが高いですが、男性も発症します。予防にはカルシウムとビタミンDを十分に摂取し、骨の強度と密度を保つことが重要です。

ホルモン補充療法(HRT)

ホルモン補充療法は乳がんリスクが指摘される一方で、閉経後の骨粗鬆症リスクを低減できるとされています。メリットとリスクを医師と十分に相談した上で検討してください。男性で骨粗鬆症がある場合、テストステロン低下が確認できればテストステロン補充療法が選択肢となります。

リスクを回避できる人々

遺伝的に骨粗鬆症になりにくい人や、若い頃から喫煙・過度の飲酒・偏った食生活といったリスク要因を避けてきた人は、閉経後も比較的強い骨を保ちます。体重をかける運動(ウォーキングや筋トレ)を取り入れると、骨密度の維持に効果的です。骨粗鬆症が疑われる場合は、医師に骨密度検査を受けるよう相談しましょう。

遅すぎる診断

骨折が起きるまで骨粗鬆症に気付かないことが多く、実際に診断される時には病状が進行していることが少なくありません。加齢に伴い体内のカルシウムが血中に供給されるため、骨からカルシウムが再吸収され、骨がさらに弱くなります。骨折をきっかけに診断された場合は、早期の治療が重要です。

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