妊娠中の甲状腺異常の症状
妊娠中に甲状腺の働きが異常になると、甲状腺機能亢進症(過剰)または甲状腺機能低下症(不足)の症状が現れます。前者は主に自己免疫疾患のバセドウ病が原因で、後者は橋本病が多く見られます。これらの症状は妊娠特有の変化と似通うことがあるため、注意が必要です。
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の主な症状
心悸亢進(動悸)
不規則な心拍や胸のドキドキ感が頻繁に起こります。
多汗・暑さに対する不耐性
汗が多くなり、暑さにすぐに苦しくなる感覚があります。
食欲増加にもかかわらず体重減少
食べても体重が減少しやすく、代謝が上がっていることを示します。
甲状腺機能低下症(橋本病)の主な症状
寒さに対する不耐性と極度の倦怠感
寒さに弱く、常に疲れやすい状態が続きます。
集中力・記憶力の低下
物忘れや注意散漫が起こりやすくなります。
筋肉痙攣・関節痛
筋肉がつる、関節が痛むといった症状が見られます。
