閉経期に現れる身体的症状

閉経はすべての女性に訪れる自然な過程です。更年期前(閉経前)には、さまざまな身体的変化が現れますが、ほとんどは軽度で日常生活に支障をきたすほどではありません。ここでは、よく見られる症状とその概要をまとめました。

月経の変化

  • ホルモンバランスの変化により、月経が不規則になったり、期間が短くなったり、まれに出血が全くない(無月経)ことがあります。

血管運動症状(血管作動性症状)

  • ホットフラッシュやナイトスウェット、突然の寒気、動悸や心拍数の増加など、体内の化学変化への適応反応として現れます。

行動・精神面の変化

  • 不安感や気分の落ち込み、性欲の低下、集中力や記憶力の低下が見られることがあります。これらはホルモン変化だけでなく、他の要因が関与している場合もあります。

代謝の変化

  • 体重の増減、抜け毛、消化不良、体臭の変化など、代謝が変わることで起こります。

社会的・対人関係への影響

  • 不安や疲労、うつ状態により、引きこもりがちになったり、衝動的・予測不可能な行動が増えることがあります。

その他の不快症状

  • 頭痛、尿失禁、吐き気、膨満感、ガス痛などの軽度の症状が強くなることがあります。また、口腔内の乾燥、皮膚や粘膜の乾燥、爪の柔らかさや脆さの変化も報告されています。

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