エストロゲン様作用を持つ食品とは?

フィトエストロゲンを含む食品の一覧

大豆由来の食品はフィトエストロゲンが豊富です。代表的なものは次のとおりです。

  • 豆乳、豆乳デザート、豆腐、納豆、テンペ、ソイプロテインパウダー
  • 大豆を使ったハンバーグやホットドッグなどの代替肉製品

大豆以外にもエストロゲン様作用を示す食品があります。

  • アルファルファ、りんご、ビーツ、にんじん、さくらんぼ、ひよこ豆、柑橘類、黒目豆、卵、シナモン、セロリ、乳製品、フェンネルシード、亜麻仁、にんにく、ジャガイモ、全粒小麦、ヤムイモ、ザクロ、赤インゲン、ひまわりの種、トマト、セージなど

更年期女性にとっての重要性

更年期になるとエストロゲンの分泌が減少し、ホットフラッシュや骨密度低下などの症状が現れます。医師はエストロゲン補充の一環として、フィトエストロゲンを含む食品の摂取を勧めることがあります。

ただし、体内のエストロゲンバランスは個人差が大きく、血液や唾液でホルモン値を確認した上で、適切な食事指導を受けることが重要です。

エストロゲン様作用食品の特徴

大豆製品は低脂肪・高たんぱくで、1オンス(約28 g)あたり約70 kcal、7 gのたんぱく質、23 mgのイソフラボン(代表的なフィトエストロゲン)を含みます。近年はチョコレート風味の豆乳やスパイシーなソイソーセージなど、味のバリエーションも豊富です。

また、赤クローバー、ブラックコホシュ、トウキ(東帰)といった漢方薬にもイソフラボンが含まれ、更年期サプリの成分として利用されています。

摂取時の注意点

  • 自己判断で摂取を始めず、まずはホルモン検査を受けましょう。エストロゲンが過剰な場合は逆にプロゲステロンの補充が必要になることがあります。
  • 一部の食品(ブロッコリー、キャベツ、ベリー類、そば、柑橘類、トウモロコシ、イチジク、緑ブドウ、ミレット、白粉など)はイソフラボンの吸収を妨げる可能性があります。
  • エストロゲン依存性のがん(乳がんなど)を抱えている方は、医師や栄養士と相談の上で摂取を決めましょう。

誤解とリスク

大豆を過剰に摂取すると、特定の条件下でがんリスクが上昇する可能性があります。1999年の研究では、1日あたり45 mgのイソフラボンを含む大豆プロテインパウダーを2食分だけ摂取した場合、女性の乳腺細胞増殖が促進されることが報告されています。

男性が大豆を食べてもエストロゲンが過剰になることは稀です。男性はテストステロンが大量に分泌されているため、エストロゲン様作用が顕著になることはほとんどありません。


エストロゲン様作用を持つ食品は、更年期の症状緩和に役立つ可能性がありますが、過剰摂取や個人のホルモン状態に応じた適切な利用が求められます。必ず医師と相談の上、バランスの取れた食生活を心がけてください。

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