健康保険の平均控除額と選び方のポイント

新しい健康保険プランを選ぶ際には、薬局サービスや医師の選択、補償上限など多くの要素がありますが、月額保険料以外で最も財布に直結するのは控除額(デダクティブル)です。全国平均と比較するのは参考になりますが、最も重要なのは自分のニーズと予算に合ったプランを選ぶことです。

全国平均の医療控除額

ウォールストリートジャーナルが引用したメルサー社の調査(2010年11月)によると、健康保険の平均控除額は1,200ドルでした。この平均は、2005年と比べて400ドル以上上昇しています。上昇の背景には、高控除プランを選ぶ人が増えていることが一因と考えられます。2010年には、米国健康保険協会(AHIP)の調査で、約1,000万人が高控除プランを選択したと報告されています。

プラン別の控除額

保険タイプによって平均控除額は大きく異なります。2007年のデータ(Inc.誌)では、HMOやネットワーク型プランの平均控除額は401ドル、PPO(Preferred Provider Organization)は667ドル、POS(Point‑of‑Service)プランは751ドルでした。低保険料で高額な自己負担が特徴の高控除(カタストロフィック)プランの平均控除額は1,865ドルです。控除額だけでなく、保険料や柔軟性、カバー範囲も総合的に比較する必要があります。

自分に合った控除額の選び方

複数のプランから選べる場合は、まず自分の医療ニーズを把握しましょう。定期的な受診や予防医療にかかる自己負担額を見積もり、日常的な医療費を無理なく支払えるプランを選ぶことが重要です。心筋梗塞などの重大な疾病は数十万ドル規模の医療費がかかることがありますので、上限額や保険適用範囲が現実的かどうかも確認しましょう。一般的に、保険料が低いほど将来的に支払う自己負担額が大きくなるリスクがあります。

見えにくいコスト

高控除プランを選んだ人は、自己負担が大きいため軽い症状でも受診を控える傾向があります(ニューヨーク・タイムズ)。結果として、症状が悪化し治療が高額になるケースが増える可能性があります。控除額が手頃なプランを選ぶことで、早期受診を促し、長期的な医療費を抑えることができます。

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