メディケアパートDの各種医療プランに関する情報
メディケアは65歳以上または障害を持つ方に健康保険を提供します。メディケアパートDは処方薬給付のプランで、2003年のメディケア近代化法により制定され、2006年1月1日から適用が開始されました。パートDはメディケア自体から直接提供されるのではなく、メディケアが認可した民間保険会社を通じて加入します。加入方法は複数あり、場合によってはパートDが不要なこともあります。
メディケア処方薬プラン(PDP)
パートDの一つの選択肢は、医療保険会社が提供するメディケア処方薬プラン(PDP)を購入することです。このプランは、オリジナルメディケア(パートA・B)を主保険とし、二次保険がない、メディケイド、またはメディギャップ(メディケア補足)プランに加入している方を対象としています。PDPには月額保険料と自己負担額(コペイ)があり、各プランは薬剤リスト(フォーミュラリ)を持ち、薬は階層に分けてコペイが設定されています。フォーミュラリは保険会社ごとに異なるため、同じ薬でも会社によって階層が変わります。パートAまたはBの資格取得時に加入でき、毎年10月15日から12月7日の間にプラン変更が可能です。
メディケアアドバンテージプラン(MA、パートC)
メディケアアドバンテージ(MA)プランはパートCとも呼ばれ、パートAとパートBの役割を代替します。入院費用や医療サービスを一本化したプランで、比較的低い月額保険料で提供されます。これにより、メディケア単体での自己負担額(例:入院の自己負担額が1,000ドル超)を抑えることができます。MAプランはネットワークを通じて医療サービスを提供し、保険料やコペイを低く抑えます。多くのプランは追加保険料なしで処方薬カバーも含んでおり、薬に対しては別途コペイが必要です。
その他の処方薬カバー
パートDプランが不要なケースもあります。勤務中や退職後に配偶者の雇用主提供の医療保険に処方薬カバーが含まれている場合、パートDに加入する必要はありません。保険が不本意に終了した場合は、2か月間の特別加入期間が設けられます。また、退役軍人は退役軍人庁(VA)やトライケア(TRICARE)の処方薬給付を利用できる場合があります。
メディケイド
メディケイドは低所得高齢者や障害者向けの医療保険で、連邦政府と州政府が資金を提供しています。そのため、州ごとに要件や給付内容が若干異なりますが、メディケイド対象者はメディケア処方薬プランの保険料が全額カバーされ、自己負担額も大幅に低くなります。申請は地元のソーシャルサービス事務所で行えます。
