自営業者のためのメディケイドと医療保険の基礎知識
自営業者に課せられる税金
自営業者は連邦所得税に加えて、自営業税(Self‑Employment Tax)を支払う必要があります。この税は社会保障制度(Medicaid の資金源も含む)を支えるためのもので、雇用者と従業員がそれぞれ負担する分を自分だけで全額負担します。2011年時点の米国の自営業税率は所得の13.3%で、支払った税額の半分は連邦税控除の対象となります。
既存のメディケイド加入者が自営業になるリスク
すでにメディケイドに加入している人が自営業を始めた場合、収入が変わることで保険資格を失う可能性があります。収入の増減は毎月変わり得るため、多くの州では数か月間の平均世帯所得を基に継続資格を判断します。収入の変化があったら、速やかにメディケイドへ報告することが必要です。
メディケイドの資格要件
自営業の結果、収入が低い場合は、世帯所得が州の基準を下回っていればメディケイドの対象となります。特に子どもがいる世帯は、子どもなしの大人よりも緩やかな所得基準が設定されている州が多いです。資格は州ごとに異なるため、居住州の保健福祉局へ確認してください。
民間医療保険の活用と税制上のメリット
メディケイドの対象外となった場合でも、民間の医療保険に加入すれば税制上の大きなメリットがあります。米国国税庁(IRS)は、自営業者が自分と家族の保険料全額を事業経費として控除できるよう認めています。また、自己負担額(控除額、共同保険料、コペイなど)が調整後総所得(AGI)の7.5%を超える分は、医療費控除の対象となります。
