退職後のHSAはどうなる?

HSAの持ち運び(ポータビリティ)

米国国税庁(IRS)はPublication 969でHSAの規則を定めています。その中でHSAは「ポータブル」―つまり口座の資金は本人の所有であり、401(k)や403(b)と同様に退職時に失われません。ベスティング(権利確定)スケジュールもなく、残高の100%がそのまま持ち帰れます。

HSAの利用方法

新しい雇用主が高額自己負担健康保険(HDHP)を提供していなくても、HSAの残高は資格のある医療費に使えます。退職後すぐに福利厚生が開始しない場合でも、IRSはCOBRA保険料の支払いにHSAを利用できると認めています。資格のある引き出しは税金がかかりません。

使用期限はない

HSAの資金には使用期限がありません。年を越えてロールオーバーできます。65歳になるまで残しておくことも可能で、65歳以降はメディケア保険料(ただしメディケア補足保険の保険料は除く)を税金なしで支払えます。65歳以上で医療費以外の目的で引き出すと、IRA分配と同様に課税対象となりますが、10%の早期引き出しペナルティは適用されません。

継続的な拠出はできない

高額自己負担プランの保険に加入し続けていない限り、HSAへの新たな拠出はできません。退職後に雇用主が誤って拠出し続けた場合、その拠出金は回収できません。本人が保険に未加入の状態で拠出を続けると、IRSは拠出金を無効とし、税務申告前にその拠出金とその運用益を口座から引き出さない限り、付加税が課される可能性があります。

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