COBRA(統合保険継続法)で保険を継続する権利とポイント

仕事を失うと、収入が減るだけでなく、健康保険の継続にも不安が生じます。そんなときに利用できるのが、連邦政府が定めた「COBRA(Consolidated Omnibus Reconciliation Act、統合保険継続法)」です。COBRA に加入すれば、退職後も雇用主が提供していた医療保険を一定期間継続できます。

保険の継続(Continuation Coverage)

退職(解雇・自主退職)後も、現在加入している健康保険を継続したい場合、COBRA を利用すると同じネットワークや医療機関で治療を受け続けられます。特に重い疾患を抱えている場合、既往症の取り扱いが変わるリスクを避けるために保険の変更は慎重になるでしょう。

保険料の支払い(Paying Premiums)

COBRA で保険を継続する際は、保険料全額を自己負担しなければなりません。勤務中は雇用主が保険料の一部を負担してくれることが多いですが、退職後はその負担がなくなるため、月々の支払い額が大幅に増えることがあります。保険料は直接元の雇用主に支払い、雇用主が保険会社へ支払います。

継続期間(Duration of Coverage)

一般的に、COBRA の保険継続期間は最大 18 カ月です。退職日からカウントが始まります。障害があり、再就職が困難な場合は、さらに 11 カ月(合計 29 カ月)延長できることがあります。また、別の保険に切り替えるまでの間、1 カ月だけでも継続することが可能です。

その他の留意点(Other Considerations)

  • COBRA の対象となるのは、従業員数が 20 人以上の事業所です。
  • 対象者は本人だけでなく、配偶者や子どもなど家族も同様に加入できます。
  • フルタイムからパートタイムへ勤務時間が大幅に減少した場合でも、COBRA に加入できるケースがあります。

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