メディケア・パートBのデメリット

メディケアは1965年に創設された米国連邦健康保険制度で、主に高齢者を対象としていますが、特定の疾患や障害がある65歳未満の人も利用できます。メディケアはA、B、C(メディケア・アドバンテージ)、Dの4部構成で、AとBは従来型メディケアと呼ばれます。ここでは、パートBに伴う主な課題を解説します。

保険料(プレミアム)

  • 社会保障税を10年以上納めたか、連邦・州の公務員であればパートAは無償ですが、パートBは常に月額保険料が必要です。
  • 2023年度の標準保険料は月額約165米ドル(2021年は115.40米ドル)で、年収が85,000米ドルを超える高所得者は追加のサラリーサーチャージが課されます。

給付範囲の制限

  • パートBは予防医療や医療上必要なサービス(がん検診、HIV検査、心血管検査、インフルエンザ予防接種、禁煙プログラム、年1回の健康診断など)をカバーします。
  • しかし、視覚・歯科・処方薬、長期介護(ナーシングホームや熟練看護施設での生活介護)、多くのワクチン、補聴器、年2回以上の定期検診などは対象外です。

加入手続きの複雑さ

  • 社会保障給付や鉄道退職給付を受給していると、65歳になると自動的にパートBに加入します。加入したくない場合は、カードに記載された手順で自ら手続きを行う必要があります。
  • 給付を受けていない場合は、65歳になった時点で自ら登録しなければなりません。登録期間を逃すと、月額保険料に10%の遅延ペナルティが課されます。

自己負担額(控除額・コペイ)

  • 2023年度のパートB年間控除額は約226米ドルです。控除額を超えると、承認されたサービス費用の20%を自己負担します。
  • 在宅医療や臨床検査は無料ですが、精神保健サービスは45%のコペイが必要です。メディケア・アドバンテージ(パートC)を通じて加入した場合、控除額やコペイはプランによって異なります。

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