Medicare Part D カバレッジギャップ(ドーナツホール)と処方薬の費用負担

Medicare処方薬カバレッジの概要

2004年に導入されたMedicareの処方薬カバレッジ(Part D)は、病院・医療費カバー(Part A・B)を補完するための民間保険会社が提供するプランです。プランごとに保険料は異なりますが、カバレッジギャップ(ドーナツホール)の対象はすべてのプランで同一です。

プランの種類

Part DはMedicare Advantage(MA)やHMO、PPOなどの管理医療プランでも提供されます。対象となる薬はMedicareが認定したフォーミュラリ(ジェネリック・ブランド薬)です。プランにより自己負担額(コペイやデダクティブル)が設定され、年間薬剤費が一定額に達するとギャップが開始されます。

カバレッジギャップ(ドーナツホール)のルール

2011年時点で、年間薬剤費が2,840米ドルに達するとギャップが始まります。ギャップ期間中は、ブランド薬の費用の50%、ジェネリック薬は7%がMedicareによって支払われます。自己負担総額(デダクティブル・コペイ含む)が4,550米ドルに達するとギャップは終了し、以降は「カタストロフィック」カバーへ移行します。

カタストロフィックカバーと追加割引

カバレッジギャップ終了後、自己負担額が4,550米ドルに達した時点で、残りの年間薬剤費の95%をMedicare Part Dが負担します(購入時に少額のコペイが必要)。また、一部の保険会社はギャップ期間中に独自の割引を提供し、ブランド薬・ジェネリック薬の自己負担をさらに軽減する場合があります。

注意点

フォーミュラリに掲載されていない薬は、ギャップ期間中の自己負担額にカウントされません。そのため、対象外薬を使用する場合は、追加の保険や自己負担が増える可能性があります。

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