メディケアの歯科プログラム

メディケアの概要と歯科治療の対象

メディケアは、定期的な歯のクリーニングや詰め物、歯科検診などの基本的な歯科ケアは対象外です。ただし、メディケアのパートAまたはパートBでカバーされる他の医療条件の治療の一環として実施される歯科処置は保険の対象となります。包括的な歯科保険がないため、米国政府は民間保険会社にメディケアの補完保険として歯科保険を販売することを認めています。

メディケア パートA(入院保険)

パートAは入院保険で、病院に入院している間に実施される歯科処置が、他の医療処置の一部として行われる場合にカバーされます。例として、腎移植手術前の歯科検査、腫瘍切除後の口腔再建手術、顎骨折の治療のために顎を固定する処置などがあります。緊急の歯科トラブルで入院した場合、入院費用はカバーされますが、歯科治療自体は対象外です。

メディケア パートB(外来保険)

パートBは外来医療保険で、医師や外科医が行う外来処置を対象とします。定期的な歯科治療は対象外ですが、他の医療処置の一環として行われる歯科サービスはカバーされます。たとえば、顎関節脱臼後に行う歯科用スプリントの装着などが該当します。

メディギャップ保険(補足保険)

民間保険会社は、メディケアが対象外とする歯科治療を補う「メディギャップ」保険を提供しています。加入にはメディケア パートA と パートB の両方に加入していることが条件です。保険料はプランごとに異なり、既婚者でも個別に加入する必要があります。

メディケア デンタル・アドバンテージプラン

メディギャップに加えて、民間企業が提供する「デンタル・アドバンテージ」プランに加入することも可能です。これらのプランはメディケアと州政府の承認を受けており、高齢者向けに低コストの歯科サービスを提供します。プランによってはコペイが必要なものや、月額プレミアムが設定されているものがあります。自分のニーズに合ったプランを比較検討しましょう。

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